手術療法の基礎知識

| 未分類 |

 

がんは早期発見であれば、根治の可能性が高くなります。しかし、手術で対応できる時期には限りがあります。末期まで進行してしまうと、手術をしても体力を削るだけだと回避されることがあります。
手術療法としては、がん組織の切除が基本となります。従来からの方法として、病巣まで身体を開いていき、メスで組織を切り取ります。このとき、転移が見られれば、組織を残さずに取り除くことが求められます。
体内の必要な器官との癒着が激しいときには、レーザーなどで焼き切ることもあります。メスのように使う時もあれば、照射によって組織を小さくしていくこともあります。
また、メスで表皮から切開していかずに、小さな穴を開けておこなう腹腔鏡手術のようなものもあります。患者に対する負担を大幅に軽減することができるので、事前に病巣の様子が正確に把握できているときには有効です。
がんは早い段階でがん組織を完全に取りきってしまうことが大切です。転移に関しては目視できているばかりがすべてではありません。そこで、一見問題ないような周囲のリンパ節を少し多めに取っておくこともあります。手術中に組織を検査に回すなどして万全を期しますが、ときに担当医の経験も大きく寄与します。